僕が麺好きだということは昨日のブログにも書いたとおりですが、パスタだけではなく、もちろんラーメンも新しいお店を開拓したり、お気に入りのお店には定期的に通ったりするほど大好きです。いや今となっては「でした」と過去形で記した方が正確かも知れません。今年の夏、広島でまぜ麺に出会ってからというもの、ラーメンがしっくりこなくなって、というよりまぜ麺がぴったりハマり過ぎたことで、いわゆるお店のラーメンを食べなくなってしまいました。ラーメンをこよなく愛していた中年男性社会保険労務士の胃袋をガッチリ掴んでしまった「まぜ麺」の魅力を、今日は思う存分、語らせていただきます。

まぜ麺の発祥は広島のおっくん堂

そもそも「まぜ麺」とは何なのか。その名のとおり、スープと具材をかきまぜて麺に絡ませていただくスタイルの麺料理。温かいのと冷たいの、もちろん量も選べるコシの強いオリジナルの生麺、辛さを選べるスープ、トッピングでカスタマイズ可能というシステムが実に秀逸。そしてまぜ具合を調整することで、更なるカスタマイズも可能。つまり、食べる側の意思でどこまでもこだわりを深めることができる、実に奥の深い麺料理なのです。そのルーツは、広島の「おっくん堂」というお店。今年の夏、仕事で広島へ行ったときに出会い、一瞬で虜になってしまったんですが、なんとこちらの「おっくん堂」で修行をされた方が京都で「Japanese まぜ麺 MARUTA」というお店をされているということで、早速、広島から帰ってきた次の日に行って以来、やっぱりこちらもどハマりしてしまい、定期的に通っているというわけです。

マイスタンダードは九条ネギたっぷりまぜ麺

僕の中での定番、マイスタンダードは九条ネギたっぷりまぜ麺。まずはシャキシャキの揚げ牛蒡をいただき、その日の気分でまぜまぜ。選んだ辛さを最初から最後まで均一に楽しみたいときは、よくまぜる。味変を楽しみたいときは、ほどほどにまぜる。今までは冷たいのを食べることが多かったけど、これからは温かい方がメインになりそう。スープに浸かっていないので、猫舌な僕でも安心して食べることができるのがgoodです。麺の量は、基本的に「並」でオーダーして、炊き込みご飯の(小)をセットにするのが、いつものパターン。こういうお店では、たいていセットは白ごはんなパターンが多いけど、こちらは炊き込みご飯。もちろんそのまま食べても美味しいけど、麺を食べ終わったあと、残ったスープに投入してリゾット風にいただくのがオススメ。絶品の炙りチャーシューを1枚残してこの段階で一緒に食べるのもヨシ、ネギや他の具材も少し残して具沢山リゾットにするのもヨシ。個人的には、最初の段階であまりまぜないことで、スパイシーリゾットにして辛さの余韻を残すのにハマっている今日この頃です。まぁ、そんなこんなでいろんな楽しみ方ができるまぜ麺。まずはオーソドックスに味わってから、自分だけのマイスタンダードを探す活動「まぜ活」を始めてみてはいかがでしょうか。