2023年、映画館で観た映画の8本目は、劇場版 シティーハンター 天使の涙でした。いつものように公開初日に足を運んだんですが、時間帯のせいなのか観客数は少なめで、僕と同世代の男女がチラホラという感じでした。

前作公開からはや4年

振り返ってみると、劇場版の前作公開は2019年なので、今から4年前。もう4年も経ってるのか、と驚きを隠し切れません。その間、フランス版シティーハンターの公開(2019年)や、宝塚版シティーハンターの上演(2021年)があったりして、何かと話題になっていたから、より早く感じたのかも知れません。もちろん僕はその両方を鑑賞済み。フランス版シティーハンターは、期待値が低かったことがあったにしても、それをはるかに上回る出来栄えで大大大満足。宝塚版シティーハンターは、奇しくもこれが人生初の宝塚体験になったわけなんですが、宝塚の舞台芸術やイズムがシティーハンターの世界観と見事な化学反応を起こし、それがあまりにも素晴らしかったのでその余韻がなかなか抜けず、口ずさむGet WildのフレーズがTakarazuka Remixになってしまってたほどです。

待望のオープニング曲

そう、Get Wildと言えばシティーハンター、シティーハンターと言えばGet Wildと言っても過言ではないですよね。そしてGet Wildと言えばTM Networkなわけですが、エンディングテーマに加えなんと今回、待望のオープニングテーマもTM Networkの楽曲が使われています。なんなら劇中にもTMの楽曲が多数使われているとのことで、ストーリーもさることながら、どんな場面でどの楽曲が使われているのか、そして、映画館の音響でそれらの楽曲を感じたいという楽しみもありました。まぁ、ネタバレになるので詳細については触れませんが、シティーハンターにしろ、TM Networkの楽曲にしろ、まさかこの時代に新作にお目にお耳にかかれるなんて、思ってもみなかったですね。