事務所のプリンターを新調しました。開業以来、ずっと使い続けてきた戦友とも言うべきhpのプリンターが、用紙サイズをきちんと認識しなくなり書類の印刷ができないという謎の不具合に見舞われ、業務に支障をきたすようになったことによる買い替えです。値段の割にADF機能も搭載されていて、インクの消耗が激しいことを除けば完璧のプリンター、いやむしろその欠点さえも愛していたプリンターだったので、とても名残惜しいさよならになりました。

CANON ギガタンク G7030

新しく購入したのは、キヤノンのギガタンク、G7030というモデル。決め手となったのは、もうこれナシで仕事をするなんて考えられないADF機能が搭載されていることと、大容量ボトルインクにより、印刷コストが大幅に削減できる、ということ。振り返ればこれまで、いったい本体価格何台分のコストをインクカートリッジに費やしてきたことでしょう。インクで儲けるビジネスモデルなんだ、仕方ないじゃないか、と頭では理解していましたが、リアルに大容量インクの印刷可能枚数を目の当たりにすると、大きく心を動かされてしまい、もちろん、そういうプリンターがあるということは数年前から存じ上げておりましたが、他のプリンターに比べると価格設定が少々お高いので、これまで購入までには至リませんでした。しかし、ここ数ヶ月でG7030の本体価格と同じくらいインクカートリッジを買っているという事実が判明し、もうこれ以上こんなことをやっている場合じゃない、しかも謎の不具合にも見舞われている、よし買うなら今だ、ってことで購入に至った、というわけです。この大容量インクプリンターの分野においては、EPSONが業界をリードしている、という印象でしたが、ネットのレビューを見てみると、あまり評判がよろしくなかったのと、そして何よりそのEPSONのモデルは最寄りのヨドバシではその時品切れ中だったということでキヤノンのG7030にした、というわけ。

使用感など

実際に使ってみて最初に思ったのが、想像よりも動作音が小さいな、ってこと。まぁ感じ方は人それぞれですけどね。印刷し始めるまでのウォーミングアップはしっかりめというか長めですね。まるで準備運動をしっかり行うアスリートのよう。果たしてどれくらい印刷コストが下がるかはこれからの話ですが、少なくとも月に何回もインクを交換する、なんてことはないはずなので、現時点では大満足、です!