Smart HRの電子申請機能が「¥0プラン」に開放されたことで、今後どのように顧問契約プランをパッケージしようか考えているところなんですが、僕たち社会保険労務士が行う電子申請だけでなく、行政手続き全般のデジタル化が今後本格化していく中で、その流れをきちんと把握しておく必要があるなと思っていたところ、毎回購入しているSRの最新号がちょうどその特集を組まれていました。

GビズIDと事前に知っていたこと

現状、僕たち社会保険労務士が行う手続きの電子申請はe-Govで行っていますが、今後、マイナポータルを通じて行い、複数の手続きをワンストップで行う仕組みを構築する、ということ、そしていずれは、事業者がクラウドにアップした情報を行政が参照するという仕組みに変わる、ということまでは既に予備知識として知っていたわけですが、それに加え、法人共通認証基盤(GビズID)というものがマイナポータルと連携し、各手続き等が可能になるとのこと。ちなみに、GビズIDは電子証明書なしで発行することができるということで、言い換えると、電子証明書の取得にかかっていた費用が不要=GビズIDを使えば無料で電子申請が可能、ということになります。このことを受けてなのかどうかは分かりませんが、e-Govも2020年にバージョンアップが予定されており、利用するためにこれまで必要だった電子署名を不要とする方向で検討するとされています。

お気軽にご相談ください

今後、電子申請がこれまでより手軽に行える環境が順次整っていくわけですが、現状、紙で手続きを行っている方にとってはまだまだ抵抗があるかも知れません。パソコンやスマホに不慣れな方にとっては、いろいろと戸惑うこともあると思われます。それらの操作に慣れていらっしゃる方であっても、法律に則って手続きがきちんとできるかどうかはまた別の話。制度開始後、スムーズに移行できるかどうかの不安もおありだと思います。そんなお悩みが少しでもございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。状況をお伺いし、ベストなご提案をさせていただきます。