僕にとって、心機一転、気持ちが新たになるタイミングは、お正月や年度はじめ、誕生日などではなく、なぜか9月。ここ数年は、毎年8月の第4日曜日に行われる社会保険労務士試験に焦点を合わせたスケジュールで動いていたので、特にそんな感じが強かったんですが、そもそもそんなことを思うようになったきっかけは、まだ紙の手帳を使っていた頃にさかのぼります。いつもこの頃になると、翌年用の手帳が店頭に並び始め、早々に僕はこのタイミングで購入していました。そしてそれらはたいていすぐに使えるようになっており、年末に向かって決まっているスケジュールを転記しながら、これからのことやこれまでのこと、その年の残り4ヶ月をどう過ごすのか、翌年はどんな年にするのか、なんてことを考えたりしていたのです。紙の手帳を使わなくなってスケジュールを転記することはなくなったけれど、気持ちを新たにその年の残り4ヶ月と翌年について考える習慣は残った、というわけです。

平成最後の夏が終わり、新しい時代に向けて

9月って、体感的にはまだまだ夏、な感じではあるけれど、僕の気持ち的にはすっかり秋モード。朝晩の空気を吸い込んだとき、鼻の奥で感じるヒンヤリ感が大好きだったりもします。平成最後の夏が終わり、新しい時代に向かっていく感が強まるこのタイミング、そして以前から、自ずと気持ちが新たになるこのタイミング。いつかやろうと思っていた新しいことを始めるなら、この9月しかない、ということで、本日、2018年9月3日に、独立、開業いたしました。無事にこの日を迎えられたことを、心から感謝しています。振り返れば、昭和50年生まれの僕にとって平成という時代は、子どもから大人、学生から社会人になり、たくさんの人との出会い、別れ、本当にいろいろなこと、多くの学びがありました。これからは社会保険労務士として、組織、地域、社会に貢献できるよう、誠心誠意、取り組んでまいります。改めまして、宜しくお願い申し上げます。