仕事で明石に行ってきました。訪れるのは今年2回目。前回は1月だったので約半年ぶり。え?もう半年も経ったの?っていうのが正直な感想。京都からJRで新快速に乗って約1時間半。そんなことやあんなことを考えつつ、車窓からの風景をiPhoneで撮影してたりしてたら案外すぐに着きました。

20年ふた昔

前回訪れた時にも感じたことだけど、駅前、特に駅の南側がガラリと変わっていてびっくりしました。実は20年ほど前、世間がミレニアムだ21世紀だと大騒ぎしていた頃、僕は明石に住んでいたんです。大学生の頃も、住所は神戸市ではあったけど、最寄りのJRの駅はと訊かれれば「明石駅」と言わざるを得ない地域に住んでいたし、高校生の時も合宿や陸上の大会で何度か訪れたことがあったし、ま、なんだかんだいろんな思い出というか、人生の何ページかの舞台になった街、それが明石というわけです。10年ひと昔とするならふた昔。そりゃあ、様変わりもしますよね。バスのロータリーは場所が変わった気がするし、雑多なビルが立ち並んでいたエリアにはドドンと大きなビルが建っていたり。かつてミスドだった場所にはスタバが入り、スタバだった場所にはミスドが入る、という奇妙な逆転現象を目の当たりにしたり、本屋さんだったエリアはレストランフロアになっていたり。当時の面影が残っていたのは、行きつけだったTSUTAYAぐらいかなぁ。あ、あとケンタッキーも同じ場所で営業されていました。

土地の縁 人の縁

その場所を離れても、縁がある場所っていうのはその後も訪れることになるもの、なんですね。ま、場所に限らず人もそうですね。とにもかくにも「縁」っていうものは大切でかけがえのないものだなぁ、仕事を終えて、明石から京都までの帰りの電車の中、そんなことを考えました。