2023年、映画館で観た映画の6本目は、インディ・ジョーンズ 運命のダイヤルでした。シリーズ5作目にして、前作から15年も経過。シリーズ1作目から数えると40年余り。僕にとってインディ・ジョーンズは、熱狂的に好きな映画というわけではないけれど、映画の面白さを子供だった僕に教えてくれた作品のひとつであり、数少ない親父との思い出を語る上で欠かせない作品のひとつ。そして少なくともハリソン・フォードが演じるインディ・ジョーンズはこれが最後、ということもあり、きちんと見届けたいという思いで映画館に足を運びました。

往年のファン&若いファンもチラホラ

公開初日のレイトショー(IMAX)は、あいにくの雨模様だったにも関わらず、多くのインディ・ジョーンズファンで賑わっていました。観客層は、圧倒的に僕と同世代からそれ以上のおじさん。その中で、ワチャワチャ童心に返ってはしゃいでいるスーツ姿のおじさん3人組がいらっしゃって、実に微笑ましかったです。あとは、熟年夫婦。恋人時代にデートで観に来たよなぁ、なんて振り返っておられたのでしょうか。かと思えば、若い男女グループで観に来られていたりもして、それはそれでおじさんは勝手にうれしくなってました。

ネタバレなしの感想

まぁ、この作品に限らず、ネタバレなしで感想を記すのってめちゃくちゃ難しいんですが、あの頃のワクワクがちゃんとあって、そうこれこれ、なんて膝を打つタイミングもたくさんあって、鳥肌もきちんと立って、令和のこの時代でもインディ・ジョーンズはインディ・ジョーンズのままでした。あえてシリーズ全体でランク付けをすると、2、5、3、1、4、ですね。令和の時代にインディ・ジョーンズが再びスクリーンに姿を見せてくれた奇跡に、心から感謝します。