2023年、映画館で観た映画の5本目は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.3」でした。正直このシリーズは、個人的にMCUの時間軸の中においてさほど重要なポジションではなかったこともあり、好きか嫌いかで言うと好きは好きだけど、ランクは残念ながら少し下の方の位置付けだったんですが、今作はあまりにも最高過ぎました。文句無しでシリーズ最高傑作だったと声を大にして言いたい、オープニングからエンドロールまでずっと前のめり、これで最後なんて言わないでくれよー、と叫びたくなる作品でした。
メインストリームじゃなくても良いじゃないか
MCU全体の流れで言うとインフィニティ・サーガが終わり、マルチバース・サーガが波乱含みで始まっていて、今作のポジションはそこからは少し逆戻りと言うか、タイムライン上、いつの話なのかもはっきりとは分からないわけですが、そんな細かいことはもはやどうでも良くなるくらい痛快で爽快な作品。なんならガーディアンズ・サーガってことで良いじゃないかとすら思います。
扱いが小さすぎることが不満
コナンとかマリオが複数のスクリーンを占拠して、ガーディアンズは隅に追いやられているという事実。幸い、IMAXで観ることができましたが、公開1週目にも関わらず、上映回数は昼と夜の2回のみ。Marvelファンとして、こんな淋しいことはないですね。こんなことだから、キャスト陣はお隣の韓国ではプロモーションに駆け付けているのに、日本はスルー。ヨンドゥ役のマイケル・ルーカーが、大阪コミコンの為にこのタイミングで来日してくださったのがせめてもの救いです。エンタメ業界で働く知人曰く、Maevel作品に限らず、日本における洋画全体がピンチだと。なんでこんなに洋画離れが進んでるのかなぁ。