新しい時代、令和が始まり、史上最長のゴールデンウィークが終わって、いきなり真夏のような暑さに見舞われていますが、本当の夏を迎えるその前に、経営者の皆様には、やらなければいけないことがありますよね。そう、今年も労働保険の年度更新、社会保険の定時決定のシーズン到来でございます。
労働保険の年度更新、今年は6/3から7/10まで
労働保険の年度更新とは何か。ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、改めて簡単にご説明すると、従業員様1年分の給与総額に、労災保険料率、雇用保険料率、一般拠出金率をかけた額を申告、納付する手続きのことです。保険料には、先の1年分を仮で支払う概算保険料と、実際の保険料である確定保険料のふたつがあり、1年に1度、昨年の概算保険料と今年の確定保険料の過不足を精算して、来年の概算保険料の納付します。ちなみに今年の労働保険の年度更新手続きは、カレンダーの都合上、6/3から7/10まで。手続きが遅れると、追徴金が課されることもありますのでご注意ください。
社会保険の定時決定、今年も7/10まで
社会保険の定時決定とは何か。これまたご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、改めて簡単にご説明すると、7/1現在の社会保険の被保険者、70歳以上被用者の方々に4月から6月に支払った給与額を、算定基礎届によって届け出る手続きのことです。これにより、保険料や将来もらえる年金額の計算のもとになる、標準報酬月額というものが決められ、原則として、その年の9月から翌年の8月まで適用されるというわけです。
社会保険労務士にお任せください
年に1度のこと、とはいえ書類を作成したり、場合によっては届出に行ったり、時間と手間のかかる労働保険の年度更新と社会保険の定時決定。本来の業務に、より専念いただくためにも、それらの業務をお近くの社会保険労務士にお任せしてはいかがでしょうか。もちろん、弊所でも承っております。お問い合わせ、心よりお待ちしております。
